この街には、日本の歴史がそのままに生きづいています。繊細で落ち着いた建造物が立ち並ぶこの地には、日本人の心の奥底にある「凛とした想い」が存在しています。この言葉の意味は、あなたがこの地を訪れ、神社仏閣などの庭を眺めながら風と、無音を体感することで実感してもらえることでしょう。そのとても言葉ではとても言い尽くせない独特の感情をもたらす京都をぜひ体感してください。そして、ここで体験できる日本は、見て感じるだけではありません。「豆腐」「お抹茶」「懐石料理」旅の楽しみでもある食にも、日本の文化を体感できることでしょう。数え切れぬ美しい神社仏閣は1度では巡れません。貴方が通ってくださることで一層深く日本を知ってくださることを願います。
神代の時代から続く、皇居と都の守り神。正式名称は「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」。平成6年、23万坪の境内全域が「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されました。国宝も2棟、重要文化財は41棟。京都でも最古とされる歴史と格式を誇る神社です。
2つの名前を持つ川。京都市民が愛してやまない鴨川。川土手には遊歩道が延々と続き、桜を始め、四季折々の自然を楽しみながらの散歩が楽しめます。そこには観光地京都だけではない、日本を感じられるゆったりとした時間が流れ、今の京都を眺めることが出来ます。 この川には、2つの書き方があることをご存じだろうか、少し上流の出町柳にある賀茂大橋で高野川と賀茂川が合流し、そこから鴨川と名前が変わるのです。
大人の街「祇園」には下駄の音がよく似合う。「一言さんお断り」京都の町は、何かとミステリアスな部分がある。物腰の柔らかい京言葉には、女性らしい印象があるのだが、東京の「粋」とは一味違う京の「粋」が潜んでいる。物には表と裏がある様に、京都人は時間や歴史の尺度が違う。100年200年はまだまだ。数年単位の歴史が伴って初めて認められる。なので、いきなり来てずかずかと内に入ってこられることを何より嫌う地域でもある為、観光客も京マナーを守ることが旅を楽しむ秘訣。祇園の街の路地裏には、通う事で親しくなれる。そんな大人の楽しみが潜んでいる。
高さ12mの木製舞台で知られる京都で最も参拝客が多い寺院。「清水寺」は、京都でも最も有名な寺院。京都に都が移される前からの歴史を持つ数少ない寺院のひとつです。「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。昔から勇気をもって行動する時に「清水の舞台から飛ぼ降りる」、と称されるほど、眺めの良い、高位置にある舞台だが、現在は修復中のため一部のみ解放されている。
Kyoto 01
Kyoto 02