雨引観音
雨引観音
正式名称は、「雨引山楽法寺(あまびきさん らくほうじ)」。740年ごろ、聖武天皇とその妻の光明皇后が安産を祈願したところ霊験あらたかだったことから、「安産・子育ての寺」として、信仰を集めている古刹です。
雨引観音の見どころ
孔雀寺
境内には孔雀や烏骨鶏など聖なる鳥も多く放たれており、その姿を愛でるのも楽しいものです。人になれた孔雀は驚かさなければ一緒に写真に写ることも可能です。運が良ければ羽を広げて見せてくれることもあります。紫陽花の時期など、孔雀には羽の無い時期もありますが、いろんな動物やと出会える癒し時間が体感でき、お子様にも人気のお寺です。
四季折々の寺
境内からは、関東平野が一望でき、手前に筑波山、遠くに富士山を望むみごとな景観が広がります。春は桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉の名所としても愛されています。各所に廃されたベンチで最高の眺望を眺めながら、持参したお弁当を頂くことも出来ます。
護摩祈願と渡り廊下
基本、午前10時から午後4時まで毎時行われている護摩修行。(日によって変更もありますので事前に時間を調べて伺う事をお勧めします)その時間には、渡り廊下を急ぎ足で本堂に渡られる僧侶のお姿に出会えます。護摩修行は本堂の中で行なわれます。御本尊御宝前に於いて清らかな火を燃やし、数々の供物を投入して願主の所願成就を祈願する、密教独特の修法です。薄暗い本堂に火の粉が舞い、観音様のお顔が炎に照らされ幻想的に揺らめくのを拝見すると、燃やされる護摩に込めた思い(祈願)と共に、心が軽くなってゆくように思えることでしょう。
マダラ鬼神祭
そして五年の中でも注目すべき行事が、毎年4月の第二日曜日に行われる「マダラ鬼神祭」。馬に乗ったマダラ鬼神が石壇を駆け上り、鬼達が踊り、鬼神が破魔矢を発遣する様は、なんとも勇壮で見応えがあります。
雨引観音の歴史
154段の厄除けの石段を登ると、豪壮な彫刻が施された仁王門。その向こうの境内には、江戸時代に建立された優美な観音堂や多宝塔、鐘楼堂……。樹齢推定400年の杉、樹齢推定1000年の椎などの霊木もあり、歴史的風格が感じられます。また、
587年、中国から帰化した法輪独守居士によって開かれました。本尊は、国の重要文化財に指定されている延命観音菩薩。
以来、用明天皇・聖武天皇・嵯峨天皇の勅願寺として信仰を集めてきました。
また、平安時代初期には、弘法大師によって真言宗の道場となり、以来、坂東観音霊場第二十四番札所として広く知られる関東屈指のお寺です。
江戸時代には、徳川幕府から厚い寄進を受けており、重層入母屋造りの仁王門をはじめ、観音堂や多宝塔、鐘楼堂は、その当時に作られたものです。
740年ごろ、聖武天皇とその妻の光明皇后が安産を祈願したところ霊験あらたかだったことから、「安産・子育ての寺」として、信仰を集めています。
Info
- 時間
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8時30分~17時00分
【護摩祈願】
基本毎時10時~16時
日によって変更もありますので事前に時間を調べて伺う事をお勧めします
- 問い合わせ及び連絡先
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〒309-1231
茨城県桜川市本木1
TEL 0296-58-5009