Hokkaido

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Hokkaido HOKKAIDO

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北海道は日本列島を構成する4つの島のうちの一つで。最も北に位置しています。日本の総面積の約2割にあたる土地を有し、島がひとつの自治体となっています。東京からは飛行機なら90分程度。2016年には北海道新幹線が開通し、東京から北海道最南端の街、函館までは最速4時間2分で行くことができるようになりました。北海道は日本の最北にあるため年間を通して気温が低いことが特徴です。大都市である札幌でも1月の平均気温はマイナス4度程度で、街は一面の雪で覆われます。最も寒い地域ではマイナス40度を超えた記録も残っています。この寒さを生かしたウインタースポーツが盛んで、札幌やニセコを中心に雪質の良い100以上のスキー場があります。美しい雪景色を眺めるだけでなく、一度は滑りに来てみてください。また、雪の時期には、大小の雪像や氷像を展示するアートイベント、「札幌雪祭り」があります。この会場には毎年250万人が訪れます。



Town and Must-see Spots

  • 札幌は、北海道の政治、経済、文化、娯楽の中心地で、現在北海道の全人口の3分の1にあたる約196万人の人々が暮らしています。開拓の中心を担った「北海道庁旧本庁舎」や130年もの歴史を誇る「札幌市時計台」など開拓期の面影を残す歴史的建造物が有名で、道内各地からの旬の食材が集まるグルメタウンでもあります。ネオンが輝く北海道イチの歓楽街「すすきの」もぜひ立ち寄りたい場所です。 北海道観光をする場合、レンタカーを利用することが多いですが、札幌市内の移動はバスや地下鉄、徒歩がオススメ。地下鉄「大通り駅」は、3路線が乗り入れているので便利です。札幌市内観光なら地下鉄1日乗車券やJRバスの1日乗り放題切符、市電1日乗車券などがあります。また乗り放題ではないですが、指定区間内なら100円で利用できるバスもあるので、あらかじめ回りたい場所をチェックしておくといいでしょう。

  • 小樽は、古くから港町として栄えた街です。北海道の玄関口としてたくさんの物資が運び込まれました。かつては“北の商都”として繁栄を極め、今も街の中には石造りの倉庫や重厚な銀行建築など歴史的建造物が残っています。まさにレトロ情緒漂う街。札幌から電車で片道約30分とアクセスも抜群なので、観光地としても人気の高いエリアです。 観光の見どころは、石造りの倉庫が立ち並ぶ「小樽運河」、銀行建築やレトロ建築が建っている「北のウォール街」、小樽ガラスやオルゴールを扱う老舗が並ぶショッピングストリートの「堺町通り」、そして郷愁を誘う佇まいの「北運河」の4エリアに分けることができます。すべてのエリアを徒歩でまわれるのもうれしいですよね。

  • 函館は1859年、日本で初めて貿易港として開港し、いち早く海外の文化が入って来ました。そのため異国情緒あふれる街が広がっていったのです。人気エリアは、金森赤レンガ倉庫のベイエリア、夜景がキレイな函館山、教会が立ち並ぶ元町エリア、地元の新鮮な魚介類が集結している函館駅周辺の函館朝市、日本最後の国内戦、函館戦争(1868年)の舞台となった五稜郭エリアなどがあります。つまり函館は、一日では確実にまわることができない充実の観光スポットなのです。 さらに坂が多いのが特徴。代表的な坂でも18個あると言われています。その中でも「八幡坂」は、海までまっすぐ続いている坂道でいちばん景色がいいと人気です。また函館山のふもとの元町は「カトリック元町教会」「函館聖ヨハネ教会」「函館ハリストス正教会」「日本基督教団函館教会」「旧相馬邸」「函館市旧イギリス領事館」など古い歴史を物語る教会や洋館が佇んでいます。 函館山から見る夜景は、『ミュシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星を獲得。宝石を散りばめたようなキラキラと輝く夜景は、まさに100万ドルのきらめき、このまま朝が来ないでほしい!と願ってしまうほど。ロープウェイで登れるので旅の思い出にぜひ登ってみてください。

  • 仁木町は北海道の西側(南西部)、積丹半島の付け根に位置する町。札幌から58キロ、小樽からは24キロ。高速を使うと意外と気軽なドライブ圏内に位置する町です。2014年のNHKの連続テレビ小説「マッサン」で、ニッカウヰスキーの創設者竹鶴政孝氏がドラマ化されたことで、一気に知名度の上がった余市町に隣接した町。仁木町は、四季を通じて北海道では温暖な地域として知られ、果物をはじめとする農作物の栽培に適した場所であるため、道内有数の生産地域です。程よい高さと景観の美しい山々に囲まれた斜面は葡萄の生産にも向いており、ワインの生産地域としてもここ数年浸透してきていた地域ですが、近年この二木町が、一気に世界に知られるようになりました。それは写真のワイナリー「NIKI HILLS」が、日本で初めて世界的なワインコンクールで世界一の栄誉を受けたことが大きな要因といえるでしょう。

  • 札幌から車で2時間ほどの場所にある美瑛は、なんといってもヨーロッパの田園風景を思わせる景色が魅力です。この地は丘陵地帯で、様々な種類の農作物が植えられていることから、視覚的におもしろいパターンを生み出すのだとか。丘の上に立ち、大地から吹き上げる風を感じてみましょう。心も体もリフレッシュすること間違いなしです。 ゆっくり車でまわると半日、レンタルサイクルの場合はまる1日かかるので、余裕を持ってまわってほしいところです。四季によって違う表情を見せてくれる美瑛の丘は全体が見どころですが、このほかに青い池や古民家を改造した美術館の新星館などもおすすめなので、行ってみたい場所と組合わせながら旅を楽しんでください。それからカメラは忘れずにですよ!

  • 北海道を代表する人気観光エリアが富良野。美瑛と並んで旅行のガイドブックなどで一緒に紹介されることが多い地区です。 富良野は北海道の真ん中あたりに位置しています。地名の由来は先住民、アイヌの言葉でフーラヌイ(臭いにおいのするところ)から来たと言われています。これは活火山である十勝岳から流れ出る川の水が硫黄臭かったからというもの。今では開拓民の人たちの苦労と努力によって“富む良い野”になりました。 富良野と言えばラベンダー畑。もちろん雄大な景色も見どころですが、ラベンダーを目的に富良野を訪れるという人も多いようです。ラベンダーの見ごろは夏。一面に咲き誇るラベンダーを見たければ、旅行前にチェックしてから出かけるようにしましょう。